林業事業体紹介

INTRODUCTION

伸共木材協同組合

代表者

 伸共木材協同組合は、伸和産業㈱ほか4社を組合員として昭和59年11月に設立しました。その後、親会社ともいえる伸和産業㈱が素材生産量の増大に向けての取り組みを本格化させる中、平成17年から若い社員の採用を始め、現在23名が入社しています。

 現在では社員の働き方も「日給・月給制、日曜・祝日定休、労働時間が定まっており、年中の仕事量の変動がない」といった安定した状態となっています。

 また、架線集材技術の伝承、林業の社会的地位の向上、地域貢献を目標に掲げ、その原動力となる人づくりにも大きな力を注いでおり、素材生産事業体としては珍しい「能力評価システム」を導入して社員の育成に努めています。

代表理事 篠原 卓己

事業体概要

伸共木材協同組合

会社名 伸共木材協同組合
代表者 代表理事 篠原 卓己
所在地 〒699-5126
島根県益田市隅村町623番地2
TEL 0856-25-2333
FAX 0856-25-2907
URL https://shinkyo-mokuzai.com/

経営理念・社訓

1.感謝して世に貢献す

2.和をもちて尊し

3.成すは志なり

事業体特徴

   森林を相手にする壮大な仕事に、高度な技と林業技術者としての誇りを持って挑み続ける23名の若手集団(平均年齢35歳)です。伸和産業㈱の全面的なバックアップを受けながら、架線集材による伐採を行っています。全ての現場で条件が異なるため、積み上げられた知識と技能を活かし、チームワークで取り組めるとてもやりがいのある仕事です。

 当組合の伐採現場は親会社ともいえる伸和産業㈱が購入した山林で、広い現場では10ヘクタール以上もあり、架線集材で数か月間をかけて木材を伐り出しています。各現場には集材機の他にグラップルソーやプロセッサーという高性能林業機械が配備されていて、最近では新型のハーベスタ3台も新たに導入されるなど機械化も進んでいます。朝の集合は少し早いですが、夕方は5時前には帰社し、5時過ぎには自宅に向かって退社できます。

 夏場暑く冬場は寒いという自然条件の中で、危険も伴う仕事となりますが、「労働安全大会」や「リスクアセスメント」の実施などにも取り組んでおり、安全第一をモットーに若い仲間が誇りを持って働いています。 

 また、チェンソー、ヘルメット、スパイク長靴、チャップス、防振手袋、クーリングジャケット、エピペンなどの機材や安全対策装備は全て支給品となっているほか、経験年数に応じて計画的に各種の技能習得研修を受講することができます。

担い手紹介

※経歴はインタビュー時です。

渡邉 和樹 さん (27歳)

林業経歴:6年  就業形態:地元  勤務事業体:伸共木材協同組合

担い手へQuestion

  1. 林業に就業したのはなぜ?
  2. 林業に携わり学べた事や自らが成長できた事は?
  3. 今後、林業の技術・技能者として目指したいことは?
  4. 林業に対するこれからの夢は?

担い手からAnswer

  1. 林業という未経験で何もわからない職業にチャレンジしてみたかった。
  2. 林業というゼロからのスタートだったが、出来る作業が増えたこと。
  3. しっかりと架線を張れるようになりたい。
  4. 就業者の数が増えてメジャーな職業になってほしい。

上野 仁史 さん (34歳)

林業経歴:10年  就業形態:Iターン  勤務事業体:伸共木材協同組合

担い手へQuestion

  1. 林業に就業したのはなぜ?
  2. 林業に携わり学べた事や自らが成長できた事は?
  3. 今後、林業の技術・技能者として目指したいことは?
  4. 林業に対するこれからの夢は?

担い手からAnswer

  1. どういうことをする仕事なのか興味があったから。
  2. 自分で考えて、積極的に行動するようになった。
  3. 高性能林業機械(Woody50)に乗れるようになりたい。
  4. もっとたくさんの人に林業の良さを知ってもらいたい。

待遇

給与等 日給月給制 200,000円~  昇給・賞与 昇給年1回、賞与年2回 実績により期末手当あり
諸手当 通勤手当、皆勤手当、業務手当、資格手当
勤務時間 8:00~17:00(変形1年単位) 
休日・休暇 日曜、祝日他、盆休暇、年末年始休暇 年間休日日数100日
福利厚生 社員旅行、夏季バーベキュー、忘年会、船釣り、スポーツジム